今や楽器を練習する者にとっての必須アイテムとなっている「メトロノーム」このメトロノームを最初に利用しはじめた人は「ベートーヴェン」だったって
知っていました?メトロノームは1812年にオランダ人のヴィンケル氏によって振り子式の「振子式音楽用速度計」が発明され、これをドイツ人のヨハンネス・メルツェル氏がテンポ表示の数値を加えるなどして、1815年にメルツェル・メトロノームとして発売されました。ひどい難聴に苦しめられたベートーヴェンにとって、曲のテンポを視覚的に把握できるメトロノームの出現は驚異的でこれ以降に作曲された楽曲の全てにメトロノームのテンポ表記がされるようになりました。
しかし、ベートーヴェンによって記載されたテンポ表示はおおむねちょっと速いか、曲によっては「演奏不可能」な程の速さだったそうです。
奇才のベートーヴェンの頭の中ではその速度で弾けたのでは?メトロノームが壊れていたのでは?書き間違えでは?
現在でもこのベートーヴェンのテンポは大きな「謎」。ともあれ、これ以降の音楽家にはメトロノームを使ったテンポ表示が一般化し楽譜を見ると曲のテンポがひとめでわかるようになったんですね~。