Guitar Iはパワー・コードによるバッキング・プレイが主体となる。この曲では、Guitar IがドロップDチューニングの場合、6弦ルートのパワー・コードは、5、6弦が同フレットになるので、1本の指でまとめて押える。どの指を使っても良いが、6弦ルートのパワー・コードを押える際は、押弦している指の腹や、残りの指を使ってしっかり高音弦側をミュートしておくのがポイントだ。他の曲でもドロップDチューニングを多用するので覚えておこう。[Intro.I]のGuitar IIはディレイを巧みに使ったフレーズが印象的。ディレイ・タイムをテンポに同期させて使おう。また、このフレーズは各音が重ならないようにプレイするのがポイントだ。ベースはギター同様、ドロップDチューニングを使用している。レギュラー・チューニングと同じ感覚で弾かないように注意しておこう。ベースはルート弾きを主体としたオーソドックスなプレイだ。常にリズム・キープを心がけながらも、ドラムのキックと合わせて、丁寧に低音部をまとめ上げる意識でプレイしよう。[D]のドラムはバンド・サウンドをぐいぐい引っ張っていくような力強いキックが特徴的。キックはアタックを強めに、勢い良くプレイするのがポイントだ。また、[D]では、意表を突くような2拍目裏のスネアのリズムが心地よい。2拍目裏のスネアでリズムが乱れないようにリズム・キープを常に意識しておこう。キーボードは白玉のコード・プレイを主体としている。バンド・サウンドの後方に薄い幕を張るイメージでプレイしていこう。