この「ラ・メール」は1938年の作ですが、初めはあまり売れず、1945年頃になって他の歌手やプレイヤーによって採り上げられ、シャンソンの重要な曲目として定着しました。典型的な循環コードで始まり、3度ずつ調が上がって元の調に戻る(ヘ長調-イ長調-ハ長調-ヘ長調)巧妙な1コーラスの構成になっています。この他、トレネの作品としては「詩人の魂」「ブン」などがよく知られています。このアレンジのレジストはアコーディオン(前半)とオーケストラ(後半)を想定しています。重くならずに軽快に弾いてください。また、音階的に動く