[A]は笛がソロでメロディーをとりますので、アーティキュレーションをしっかり意識してA.T.、エクスプレッションペダルを用いて表情豊かに演奏しましょう。[E]、[G]、[H]のL.K.、P.K.はあまり短くなると全体が軽くなってしまいます。音価を十分に保ちながらも、しっかりと休符を感じてメロディーを支えてください。転調と微妙なテンポ・チェンジを繰り返しながら盛り上がっていく構成になっていますので、パーカッションが増えたり音が厚くなっていくことに耳を傾けられると、自然な表現ができるでしょう。(大木 裕一郎)