2009年～2010年にかけて開催された「THEハプスブルグ展」のテーマ曲となった宮本笑里のバイオリン楽曲。壮大なオーケストラをバックに美しいメロディーが展開するバラードです。冒頭の部分は、アイリッシュやスコティッシュのようなケルト音楽の雰囲気ですので、遠くから聞こえるフィドルのように、ビブラートを少なめに小さな音で演奏しましょう。[A]の部分からは通常のバイオリンのメロディーですが、[C]までは盛り上がりすぎないように自重し、繊細な音色で演奏しましょう。[C]の途中ではかなり高い音が出てきますが可能なら挑戦してみましょう。(多ヶ谷 樹)
※この楽譜は、ピアノ伴奏譜付きです。