アコースティック・ギターの響きを前面に出した疾走感のあるナンバー。ギターはアコギとエレキ1本ずつの2本で通して弾けるアレンジとなっている。下段がアコギのパートであるが、上記したように専属で通して弾けるため、開放弦を含んだロー・コードのみで弾けるカポを1fで弾くと良い。従って、アコギの段のみカポ表記とし、別途キー及びコードネームを設定しているので注意していただきたい。エレキは単純なコード・ストロークの他にアルペジオやオクターブ奏法を用いている。アルペジオは各弦の音をキレイに重ねるように、オクターブ奏法は不要弦をしっかりミュートしてノイズを出さないようにそれぞれ注意しよう。[G]のソロはワウと深めに掛けたリバーブを使った特徴的なモノ。あえてラフに弾いて雰囲気を演出しているので、譜面はあくまで参考程度にしてフィーリング重視でアプローチしよう。ベースは[A]のような白玉を含むリズムでの音を伸ばした後の発音タイミングや、[A]17～20小節のような動きの多いリズム・パターン時のミス・トーン等に注意しよう。ドラムはダルセーニョ前後のリズムの違いなどに注意して、しっかりテンポ・キープしてプレイしよう。