日本の春メドレー 早春賦〜花〜おぼろ月夜 [STAGEA ポピュラー 5〜3級 Vol.104 日本の四季メドレー 〜オーケストラ・アレンジ〜]

1曲とおして春らしい穏やかなイメージを持って、決して激しい演奏にならないように気をつけてください。[A]、[B]ではメロディー以外のパート（特にL.K.）の動き方にも注目し、伴奏も含めて1つの音楽になっている、ということを意識しましょう。[C]ではL.K.がメロディーとなります。メロディーはレガートに演奏し、それ以外のU.K.、P.K.は軽やかな音を出しましょう。[D]ではメロディーが再びU.K.に移動しますので、L.K.の伴奏の動きに注意しつつ、盛り上げていけるとよいでしょう。[E]から2曲目「花」になり、今までよりテンポが上がります。明るい雰囲気を持ちつつ、アーティキュレーションに注意して演奏しましょう。[H]から3曲目「おぼろ月夜」になり、再び穏やかなテンポとなります。バンクBのMEMORY[1]ではトレモロストリングスが登場します。これは「おぼろ月夜」をイメージしたものですので、音がブチブチ切れないようにレガートと穏やかさを意識してください。[J]は「つなぎ」の部分で、U.K.に「おぼろ月夜」のメロディーのモチーフを変形して登場させていますので、どの部分のモチーフなのか探してみてください。[K]がこの曲いちばんの盛り上がりどころですので、壮大なイメージで演奏しましょう。メロディーだけではなくL.K.の動きにも注意して素敵に表現しましょう。曲の終わりに向けて少しずつ穏やかにしていき、最後の小節ははかなげに終われるとよいでしょう。　（坂井知寿）