主にボーカル部分のメロディーには、一曲をとおしてフレーズ感がわかるようにスラーをつけています。単にスラーで演奏するだけでなく、歌い回しのニュアンスが出るように研究してみましょう。[B]の1、9、18小節の1、2拍目では、右手のメロディーに合わせて左手を刻みます。ビートを感じながらタテの線を揃えて弾きましょう。[C]の右手のブラスのフレーズは、アーティキュレーションを正確に弾きましょう。スタッカートを短くしすぎず、ブラスらしい表現を目指してください。 （寺島 怜志）