組曲『惑星』より 木星(ラテン・アレンジ) [月刊エレクトーン2019年8月号]

ホルストの『惑星』の中でも「木星」は美しいメロディーで、「ジュピター」として歌用にアレンジされるなどクラシック以外にも演奏される機会がある名曲です。今回はアコーディオン奏者のcobaさんをイメージして軽快なリズムにのって弾いてください。ELS-02シリーズではレジストレーションメニューの中から「ポップアコーディオン」を選択し、ACC.やA.B.C.、Pedal M.はOFFにして使いましょう。イントロとエンディングはシンセパッドを加えて惑星の雰囲気を出し、テーマのフレーズは歯切れよく、アコースティックギターの伴奏にのせて演奏して、中間部の[B]は広がりを感じて9小節目からのシンコペーションの箇所を盛り上げてください。余裕があれば、どんどん繰り返してアコーディオンやギターでアドリブをしてみたり、最後に転調をするなど挑戦してみましょう。 （柏木 玲子）