「アルルの女」よりファランドール [STAGEA・EL ステージ・セレクション 初中級 Vol.1 〜A列車で行こう〜]

[A]の部分では一音一音たっぷりと弾き、堂々と雰囲気を出してください。ここでのスタッカートはとても短い音を出すというよりは「鋭い音を奏でる」という意味で捉えてください。[A]3小節目、7小節目のメロディーは、甘いリズムにならないようにキビキビとしたリズムでタイトに弾くとよいでしょう。[C]からはテンポも上がり、フレーズの動きもかなり速くなりますので、遅れることなく前へ進むイメージを強く持ってください。[C]8小節目の16分音符のメロディーは勢いを持って突っ切るように弾くとよいでしょう。[C]以降のスタッカートは「とても短い音を奏でる」という意味で捉えると雰囲気がとても出ると思います。[G]以降から少しずつ盛り上げていき、華やかに曲のクライマックスを迎えてください。 （坂井 知寿）