三浦大知さんからのメッセージ〈br〉「燦燦」は“家族の光”をテーマに制作しました。自分にとっての家族の光とは何か、家族の愛とはどういうものか、様々な想いを詰め込んだ一曲です。みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんの思い出や景色と深く繋がっていくような、そんな楽曲になれば嬉しいなと思います。『ちむどんどん』の世界の中で、ひたむきに未来に向かって生きていく比嘉家の真っ直ぐな姿と重ねながら是非楽曲も楽しんでいただけら幸いです。〈br〉編曲者からの演奏アドバイス〈br〉歌入り直前に現れる2拍の全休符は単なる休みではなく、これから始まる壮大なドラマを予感させる空白です。どこか一点を見つめるような静けさをもって、そっと[1A]に入ってみてください。15小節や16小節などに置かれた反対向きの符尾の音はメロディラインではなく、原曲のオケに似せた伴奏の一種です。少しだけ音量を控え、メロディとの棲み分けをうまく表現してください。特に16小節ではdolceで、よりいっそう柔らかく演奏しましょう。一方、58小節では曲の盛り上がり部分であることと、メロディラインと音域が十分離れていることもあり、しっかりと打鍵して印象的な響きが欲しいです。