原信夫とシャープス&フラッツ特集

原信夫とシャープス&フラッツ特集原信夫とシャープス&フラッツ特集


日本のジャズ・ビッグ・バンドの歴史をけん引した「原信夫とシャープス&フラッツ」が実際に使用した直筆スコアを配信販売いたします。

17人編成のビッグ・バンド・スタイルの各パート譜がセットになった商品です。シャープス&フラッツのアレンジを実際に演奏して再現するもよし、残された演奏音源を聞きながらシャープス&フラッツの名演を深く楽しむもよし…プレミアム楽譜をご堪能ください。


直筆サンプル画像

実際にシャープス&フラッツが実際に演奏で使用した17人編成の各パートスコアをそのままに、あるがままにデジタルスキャンしております。

楽曲によっては滲みやシミなどもありますが、実際に使用された歴史を感じとれる「音楽の年輪」と考え、そのままに商品とさせていただきました。

※デジタル商品の性質上、ご購入後の返品はお受けできません。ご購入の際には各楽譜ごとにサンプル画像をご確認いただき、内容を十分にご理解したうえで、購入手続きをお進めください。



 シャープス&フラッツ(以後「#&b」)にも所属し、原信夫氏の息子であるギタリスト原とも也氏のコメントと共にご紹介します。

♪ 真赤な太陽

 原とも也「1967年に美空ひばりが歌って大ヒットした時私は8才でしたが。ひばりさんに何か作曲してと頼まれた時、演歌は書けないとつたえたら演歌でなくても良いと言われたと。後になって憶えば、ある夜、#&bの初代ピアニストだった母と父がピアノの前でいろいろ音を出して何やら話し合っていて、そのシーンだけ覚えているのですが今思えば曲を譜面にする作業か何かだったのかなと思います。ビッグバンドには合わないからブルーコメッツに伴奏頼んだと言っていました。」


♪ Sing Sing Sing

 原とも也「ビッグバンドのレパートリーとしては外せないナンバーという感がある言わずと知れたBenny Goodmanの名曲ですね。本当に良くTVやコンサートで演奏した記憶があります。#&bといろいろなビッグバンドとの合同演奏の機会も多かったです。」


♪ 古都

 原とも也「私が#&bに在団していた時(1984-'93)も良くコンサートで演奏していました。父は「京都や奈良度合いいった日本の古い都の情緒を現した曲です」とステージでいつも紹介していました。ニューポートジャズフェスティバルでも人間国宝、尺八の山本邦山をフューチャーして演奏しています。」


♪ Artistry in Rhythm

 原とも也「私が#&bに在団していた1988年、父がBenny Golsonに9曲、書き下ろし編曲を依頼した内の一曲です。Stan Kentonが1946年に発表した曲にベニーゴルソンさんが新しい息を吹き込みました。同年10月に郵便貯金ホールでゴルソンさんをゲストサックスプレーヤーに招きコンサートをやりました。本番前のリハーサル期間から再来日していたゴルソン夫妻の東京滞在中にの一週間私は通訳も兼ね、毎日チャーリーパーカーやアートブレイキー時代の歴史的な凄い内輪話を本人から直接聞ける栄に浴することが出来ました。翌1989年にサックスの松本英彦をゲストに招き「Big Band Big Boss vol.2」というアルバムに9曲収めました。」


♪ Autumn Leaves


原信夫(1926 - 2021年)テナーサックス奏者。シャープス&フラッツのリーダー。

1951年にシャープス&フラッツの活動をスタートさせた原信夫。高い音楽性が評価されるとともに、原信夫自身が作曲した「真っ赤な太陽」の大ヒットなどにより、全国幅広く知れ渡りファンを得る。
その活動は国内に留まらず、世界幅広くから招待を受けて公演も行い、クインシー・ジョーンズ、ナット・キング・コールをはじめとした大スターとも数多く共演。
日本の音楽シーンへの貢献、世界に認められる活躍が認められ、原信夫は1988年に紫綬褒章、1998年には勲四等旭日小綬賞を受ける。
2010年2月、シャープス&フラッツのファイナル・コンサートツアーをもって音楽界の第一線を退くまでの間に、多くの音楽ファンやミュージシャンに影響を与え続けた。
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