Giant Steps

このスコアは、元となるCDから各楽器ごとの演奏を聴き取ることによって作成したものです。
各楽器の演奏はすべて実音(実際の音の高さ)で書かれています。楽器演奏を目的としてお使いになる場合、管楽器の中には移調が必要となるものがありますのでご注意ください。
元のCDで、イン・テンポ(拍子に正しく合わせて)で演奏さえていない箇所では、このスコアに書かれたリズムとの微妙な誤差が生じてくる場合があります。
それぞれの曲頭には2小節程度の空白小節がつけられています。これはDTMによる曲作成時に必要な、システムエクスクルーシブなど、各コントロールのデータを入れるためのスペースです。またスコアの各ブロック下につけられた連番は小節番号です。
20代からフルバンドのサックス奏者として活躍し、その後モードからフリーまで、さまざまなスタイルを模索しつづけたジョン・コルトレーンの中期の作品。この曲で見られる彼の演奏スタイルは“シーツオブサウンド”と呼ばれるもので、サックスの持つ音域をフルに駆使して、時空を音で埋めつくすような表現手段をとっている。これをサポートするトミー・フラナガンのピアノも鋭い切れ味を感じさせて心地よい。
参考CD:「GIANT STEPS」JOHN COLTRANE
※JOHN COLTRANE(ts) TOMMY FLANAGAN(p) PAUL CHAMBERS(b) ART TAYLAR(ds)