このスコアは、元となるCDから各楽器ごとの演奏を聴き取ることによって作成したものです。
各楽器の演奏はすべて実音(実際の音の高さ)で書かれています。楽器演奏を目的としてお使いになる場合、管楽器の中には移調が必要となるものがありますのでご注意ください。
元のCDで、イン・テンポ(拍子に正しく合わせて)で演奏さえていない箇所では、このスコアに書かれたリズムとの微妙な誤差が生じてくる場合があります。
それぞれの曲頭には2小節程度の空白小節がつけられています。これはDTMによる曲作成時に必要な、システムエクスクルーシブなど、各コントロールのデータを入れるためのスペースです。またスコアの各ブロック下につけられた連番は小節番号です。
リー・モーガンの、麻薬療養生活からの復帰第1作目に当たる本作のタイトルチューンは、8ビートのリズムを取り入れたジャズロックの先駆けとなった。18歳で初リーダー作を発表後常に華やかな存在でありながら危険な香りを漂わせていた彼の全盛期のプレイが堪能できる。この後、一時脱退していたジャズ・メッセンジャーに再加入し意欲的に活動を再開するが、72年ステージで年上の愛人に射殺されるという劇的な最後を遂げた。
参考CD:「THE SIDEWINDER」LEE MORGAN
※LEE MORGAN(tp) JOE HANDERSON(ts) BARRY HARRIS(p) BOB CRANSHW(b) BILLY HIGGINS(ds)