[A]～[C]はVerse(ヴァース-＝歌曲で本体の歌の前に置かれる序奏部分。ヴァースによりその本体の歌詞に至る感情の動きが判る。)です。独り言のように自分に向かって歌いかけましょう。あらかじめピアノの動きをピアノ譜でチェックすると演奏しやすいです。[D]からは遠く夢見る気持ちで「私を見守ってくれる人はどこにいるのかしら～」と歌いましょう。常に相手のパートを視野に入れて気遣うのが一番大事です。音が同じ動きの時は弓のスピード、弓幅を揃え音量のバランスもとりましょう。あなたを優しく見守ってくれるのはデュエットのパートナーです。61小節目からはRubato（表現される感情の起状に応じて、楽曲の速度を自由に加減して演奏すること）です。16分音符が4つの拍の場合、最初の音だけ少し長めにし、後の音は次の拍に軽くなだれ込む感じにするとちょっぴり雰囲気が出るでしょう。