冬景色(弦楽四重奏)

日本の冬の水辺の朝、田園の夏、里の夕方を歌った文部省唱歌です。各パート、テーマを弾く際は長めのフレーズと柔らかい音色を心がけてください。[B]9小節目からの1stバイオリンとビオラの長いスラーのかかったスタッカートは、程よい音の長さで他のパートのフレーズの流れに添うように弾きましょう。18小節目からのPiu mossoはビバルディ作曲の「四季」の冬を連想させます。バイオリンとビオラのアクセントは冬の外の寒さを感じさせて鮮やかに、逆にCodaの2ndバイオリンとビオラは室内の暖かさを感じさせる、弓先よりの長めで柔らかいきざみで弾きましょう。