軽快な16ビートカッティングの曲だ。シャープなカッティングをするためには腕の振りに加えて手首のスナップを使うことが不可欠。そのためにもなるべくピックを持つ指先の力を抜いてプレイするのが上達のポイントになる。[イントロ]のパターンは人差指セーハのフォームを多用したプレイになっている。1小節目の4拍目ウラのGm7コードでは、人差指のセーハで1弦～4弦の10フレットを押さえた状態でピッキングし、すぐさま4弦12フレット薬指と2弦11フレット中指をハンマリングしてプレイする、マイナーコードの16ビートのカッティングでは定番ともいえるフレーズだ。また[A]部分のGm7はフォームが変わっている。6弦3フレットを親指、2弦～4弦の3フレットを人差指でセーハして押さえるフォームだ。(採譜・解説/河野和比古)