誰でも知っている「きよしこの夜」は、オーストリアの小さな村の教会の神父とオルガン奏者によって作られました。クリスマス・イヴ、雪のため(貧しくて、という説もあります)修理が出来ないオルガンを使わずにギターで弾ける曲を即席で作ったのです。ドイツ系の移民とともにこの曲がアメリカに渡り、John Freeman Youngによって英詩が作られ、’42年に発表されたBing Crosbyのレコードは600万枚のセールスを記録しました。ジャズを意識せず、素直に歌うのが相応しいと思います。