スピーク・ロー 〜ラテン&4ビート・バージョン〜 [STAGEA・EL ポピュラー 5〜3級 Vol.85 スタイリッシュ・ベース]

サックスとジャズ・オルガンをメインに、アフロ・リズムとスウィングが交互に出てくるアップ・テンポのアレンジにしました。[Intro]やテーマのキメの8分音符は、短くなりすぎないように注意してください。短すぎると変に目立ち、流れが崩れます。また、ジャジー感が損なわれるので、落ち着いて鍵盤に指を置くようなイメージで演奏するとよいでしょう。メロディー、ソロのフレーズは平らで無機質なものにならないように、アクセントの箇所以外の部分もタッチトーンで表情をつけてください。ベースは休符以外はトゥーヒールや両足を使い、できるだけつなげて演奏をしてください。ペダルのサステインを切り、つながっているか確認してみましょう。左手のコードで伸ばす箇所にはACC.をセットしています。コード・チェンジの際は、バラつきのないようスムーズに発音させてください。どのようなACC.が発音しているか、L.K.のみを弾いて確認するのもよいですね！アフロ・リズムとスウィングの切り替わる（ダブル・バーの箇所）際は、頭の中で「バシッ」と切り替えるようにしましょう。 （倉沢 大樹）