歌劇「道化師」より [STAGEA・EL エレクトーンで弾く 7〜5級 Vol.26 フィギュアスケート6]

高橋大輔選手のフリー演技で使用されていたバージョンそのままの形での編曲です。原曲のいろいろな部分からの抜粋となりますので、機会があれば動画等を見ていただいて「どういった雰囲気に構築されているのか」を聴いてみるのもよいかと思います。[A]の部分は音と音をつなげる弾き方をして重厚なサウンドを出せるようにしましょう。[B]では唐突にスピードアップして鋭い場面へと変わりますが、[B]5小節目では再び穏やかな雰囲気へと変わり、重厚なサウンドを奏でましょう。[C][D][E]ではリズムを使用します。テンポはさほど速くはないのですが、フレーズが細かいのでかなりテンポが速く感じるかもしれません。細かい動きを何度も何度も練習して、動きを指に覚えさせるとよいでしょう。[F]からは再びテンポは穏やかになり、重厚なサウンドを奏でる場面へと戻ります。テンポ表記がコロコロと変化しますが、厳密にテンポを変化させようとせずに「大体の目安」として捉えていただければよいと思います。[H]ではかなりの盛り上がりの場面を見せますが、[I]2小節目からは一度穏やかになります。[J]からはクライマックスを迎える気持ちで、とても大きな表現で一音一音たっぷりと、且つはっきりと音出しをして曲を締めくくってください。 （坂井 知寿）