ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー [月刊エレクトーン2017年3月号]

原曲よりカットしています。またバイオリンの技巧的な部分は、鍵盤で弾きやすいように細かい動きを簡略化しました。原曲のように弾きたい場合は、書いてある音符を参考に耳コピしてみるのもよいかもしれません。最初の部分はイントロダクションと思ってください。オーボエは儚く悲しげに、ホルンは包み込まれるような温かさをもって・・・など、それぞれを異なるキャラクターにできたらよいでしょう。そして、この曲の主役となるバイオリンですが、その表現がこの曲を演奏する上で最重要だといえます。強弱をタッチで表現するのはもちろん、メロディーのリズムを柔軟に、出来ればやや崩せるとベストでしょう。ぜひ原曲を聴いてみてください。 （岩崎 孝昭）