ラプソディー・イン・ブルー

ヨーロッパのクラシック音楽と、アメリカのジャズを見事に融合させた独創性にあふれた素敵な曲です。曲の構成、テンポの変化、微妙なrit. などをあらかじめ把握して色彩豊かな演奏を。冒頭の10連符は、E線のF音の1の指をA音までスライドさせてニュアンスを出すのもよいでしょう。その場合は引き続きサードポジションで弾きましょう。25小節目からのsul G はサードポジションでD線も使ってもOKです。32小節目はEs音のオクターブ移動をまず練習するとサラッと弾けるでしょう。[E]は1拍前のピアノの16分音符のa tempo にしっかりのりましょう。[F]、[G]はクライマックスに向けてピアノ→メゾピアノ→フォルテ→フォルティシモです。弓もたっぷり使って拡がりのある豊かな音色で。