この素晴らしき世界 [月刊エレクトーン2021年1月号]

ジャズオルガン、サックス、ベース、ドラムスのカルテット編成のアレンジになっています。冒頭のオルガンは1音1音はっきり打鍵し、でも少しリズムに寄れる感覚で演奏するとらしさが出ると思います。[A]のサックスメロディーは歌っているイメージを持って、抒情的に演奏しましょう。[C]1～4小節目はハーモニー、リズムの変化に意識を向け、また、8小節目（[M3]）のサックスのS.Artは3拍目のD7まで音を伸ばしてからかけると、よりサックスらしさが際立ってきますので、味わい深く弾いてください。[D]のオルガンアドリブは冒頭と同様ですが、装飾音がついている所はしっかりアクセントをつけて打鍵し、16分音符は少しハネを意識してみましょう。特に[D]の6小節目からのフレーズや9小節目のグリッサンド等、技術的に難しい箇所がいくつかあったりしますが、演奏出来るようになると「一番気持ち良い箇所＝聴かせ所」ですので、ぜひTryしてみてください！Codaはサックスとオルガンの掛け合いになりますので、華やかにキメてください！！ （AYAKI）