クラシック・ギターも使用し“アンプラグド”ブームを起こしたエリック・クラプトンの代表曲。1996年に公開された映画『フェノミナン』に提供し、翌年のグラミー賞で最優秀レコード賞にも輝きました。(1)「×」の記号は“右手の親指(p指)で、次に弾く弦を叩く”という打音。手首を少し回転させて構えて、ボディから手を離し過ぎないようにします。ポピュラー・ミュージックでしばしば使う奏法です。力を込めて叩くのではなく、フレットと弦がぶつかる時に“チャッ”という軽い音が出るようにします。(2)「×」の次の音は2～3弦の開放弦ですが、(1)と同じく、６弦を叩き打音を出します。(3)6弦4フレットの人差指を離さず、後続する音を弾いてセーハします。(4)４フレットのセーハは2弦の7フレットが弾き終わるまで離さず、低音を響かせます。小節最後の2弦4フレットはセーハを離し、中指に持ち替えましょう。