これはテレビのCMでもよく使われていた曲ですね。この冒頭のメロディを聴いたときに“普段、僕が使ってるハーモニックスと同じフレーズじゃん！ 絶対ハーモニックスを使ってアレンジしよう！”って思ってたんです。だからハーモニックスありきの曲です。(1)：この部分はスティーヴィー・ワンダーが弾いているピアノと同じアレンジです。すべての音を残し、アルペジオだということを意識して、流れるように弾いてください。(2)：これはメロディを追ってくる形でルート音が入ってくるし、同時にふたつの弦をピッキングする部分もないので、ピックで弾けます。タイミングと押さえる場所を覚えれば、意外と簡単にできますね。(3)：この部分は(2)とほぼ同じフレーズなのですが、メロディが微妙に違うので、注意してください。(4)：１小節目の最初の音でハーモニックスを出し、聴いてる人を少し驚かせます。ここはカッコよくキレイに弾いてほしいですね。２小節目は４弦11フレットを薬指、２弦11フレットを小指、１弦８フレットを人差指で押さえる運指になります。４小節目４拍目の運指は、２弦12フレットを人差指で押弦し、すばやく２弦14フレットに移動します。(5)：ここでは基本的にコード・フォームを押さえ、指の動きを最小限に抑えるのがポイントです。(6)：このパートの注意点は(5)とほとんど変わりませんが、メロディを聴かせる部分なので、メロディの動きを意識してください。(7)：最後のハーモニックスですが、最後の音は４弦３フレットを押さえたままで、人差指のハラを弦に触れさせてピッキングしてください。