オリジナルと同じサイズですが、オリジナルよりも調号の少ないキーで、原曲のイメージを大切にしたアレンジです。オリジナルの伴奏はビッグバンドのようなイメージで疾走感があります。そのイメージを作っているのが、ジャズのウォーキングベースのようなベースで、このピアノ連弾アレンジのセコンドの左手もウォーキングベースがメインになっています。イメージを損なわない範囲で、なるべく弾きやすいベースラインを心掛けました。指使いはご参考まで。まず、左手を集中的に練習して指使いなどに馴染んでから、両手奏の練習に移るとよいでしょう。全体的にプリモは両手ユニゾン奏が多いのですが、両手で弾くのが難しい方は右手だけ弾いてもよいでしょう。初めはテンポを落として、ゆっくり練習してください。しかし、この楽曲の魅力の一つにテンポの速さもあるので、がんばって少しずつテンポを上げて、カッコいい演奏を目指してください。イントロの「×」のついた音符は、鍵盤のお好きなところを手のひらや拳骨で叩くように弾きましょう。一応、楽譜の音の高さは目安となる音域を表しています。