Red Express

1曲をとおして16分音符を常に意識して、また休符は休みとは捉えず、自身で「グッ」と感じながら（休符を飲むようなつもり）、キレのあるシャープでタイトな演奏を目指してください。そのため[Intro.]や[M]のようなタテの線、タイミングを揃えることは必要ですが、[E]、[J]～[L]は伸びやかな旋律とオブリガートがキレイに絡み合いますので、ビートを感じながらもヨコへの流れをていねいに奏でられるとよいでしょう。オブリガートのフレーズはU.K.にもL.K.にも登場し、また互いに受け渡す箇所が多く出てきますので、繋がりを意識してください。ベースはノーマル演奏、A.B.C.を使用、スラップ音色の使い分けでレジストレーションが細かくチェンジしますので、タイミングに注意して演奏しましょう。[I]はベースをU.K.でシンセのフレーズに音程差をつけて発音するようにアレンジしています。そのため原曲と多少異なる音もありますが、キーボードとベースが一体になる様を思いながら弾いてください。最後のpoco rit.は、リズムのタイミングを少し遅らせて打ち込んでいますので、それに合わせて入ってください。そのあとのU.K.は自由なテンポでよいでしょう。またL.K.のLower MemoryをONにしている箇所は、跳躍部分やフレーズの繋がりをスムーズにするために設定していますが、箇所によってはOFFにしても構いません。 （日下 将太郎）