交響曲 第9番 ニ短調 「合唱付き」 第4楽章より

[A]、[B]は原曲のソリストの4重唱の部分です。フレージングのまとまりをよく把握して、レガートにつないで弾きましょう。[C]は前半の山場なので、しっかりと盛り上げてください。[D]からは8分の6拍子（わりとゆっくりの2拍子）に変わります。つなぎの部分なのですが、拍のアタマがタイになっていますから、テンポの変化と拍節をきちんととらえて合わせられるよう練習してください。[E]、[F]は大合唱のところで、同じ主題でも前半とはテンポも雰囲気も違います。長さを保ちながらも1音1音切って強く弾きましょう。[G]で再び速い4拍子に戻ります。IIパートがしっかり拍節の変化を先導してコーダに入ってください。