Abduction-Interlude

2分弱ほどのインストルメンタル・ナンバーだ。タイトルの如く、アルバム中で間奏曲(インターリュード)的な役割を果たすナンバーと言えるが、S.E.等は駆使せず、バンドでコピーしやすいギター・アレンジのナンバーである。但し、エレクトリック・ギターを3本使っているので、通常編成のバンドの場合はGuitar IIIをシンセで代用するなどが必要となるだろう。3本のギター共にロング・ディレイを用いているが、全てディレイ・タイムを8分音符の長さに設定している。リピート回数は少な目だが、エフェクト音量は80%程にして、4分音符で弾くとあたかも8分フレーズを弾いているように聞えているのがポイントだ。Guitar Iはアルペジオによるプレイなので、各弦の音がキレイに重なるように注意しておきたい。ギター＆ドラムは一定パターンの繰り返しの構成だが、ベースのみは違ったプレイに展開しているので譜面に倣ってしっかりコピーしていこう。プレイ的にはシンプルだがテンポが遅いので、各発音タイミングには十分注意しておきたい。ドラムは2小節パターンの最後のスネアによるロールのニュアンスに注意だ。