頭はPrimoとSecondoは半音関係のコードを弾きます。ポリコードという発想ではなく、クラクションのような、擬音のような雰囲気を出すためにアレンジしてみました。この部分、タイミングに神経質になる必要はありません。Secondoが少し前に出てしまうのも面白いかもしれません。Secondoは時々レガートな部分があります。スタッカートの中の持続音は特徴を作りますので、こうしたレガートで伸びた音をPrimoもしっかり聴いて楽しんでもらえると嬉しいです。13小節は少しテンポを落として「おまわりさんの困っている感じ」のような雰囲気を出してみましょう。Primoの休符はSecondoをしっかり聴いてタイミングに遅れないようにしましょう。[D]のTempo I、テンポの切り替えは二人で呼吸をしっかりそろえてくださいね。(久木山 直)