ノリの良いギター・アレンジのナンバーだ。ギターは一部4本以上をダビングしてりよるようだが、譜面は若干のアレンジを加えた上で2段内にまとめて記譜させてもらったので御了承願いたい。テクニック的にはカッティング、通常のコード・ストローク、ブリッジ・ミュートをからめたパワー・コード、アルペジオ、スライド・バーを使った奏法など多岐にわたるので、それぞれキッチリと練習しておきたい。[A]のカッティング、以降のコード・プレイ等のバッキングは不要弦のノイズ、ブリッジ・ミュートがからむバッキングはブリッジ上の右手の使い方によるメリハリの付け方等に注意しておこう。[C]上段（Guitar Ｉ）のハモリによるリード・パートはポジションにアレンジを加えて1人で弾くか、下段のパワー・コードを省略するか選択すると良いだろう。[J]の上段も実際には別トラックにダビングされたプレイであるが、譜面上が煩雑になるのを避けるため、また2人のギタリストでプレイできるように記譜させてもらった。[K]のスライド・バーも特徴的なフレーズ故にしっかりシミュレートしたいところだ。細かいグリスのニュアンスは省略したがポジション移動に乗じて自然に加えていくと良い。キーボードはストリングスとオルガンの音色を用いているが、和音の白玉を中心としたシンプル且つアレンジ上の補助的な役割である。中低音部の和音がカバー出来れば良いので、音色は統一させてしまっても良いだろう。ベース、ドラムは比較的シンプルなリズム・パターンが中心だ。キックの4分をガイドにしてしっかりノリを作りつつリズム・キープしてプレイしよう。