当ナンバーは半音下げチューニングによるギターに合わせ、他のパートも半音下げとして記譜してあるので注意していただきたい。ギターは単音のメロディーや、オクターブ奏法、ソロ等のリード･ギターを上段(Guitar I)、コード･バッキング中心のサイド･ギターを下段(Guitar II)という形を基本として記譜してある。音色は全て若干歪んだオーバードライブ・サウンドで通している。[Intro II]4小節目等のクォーター・チョーキング(Q.C)は、引き下げによって1/4程度音程を上げて表現、同8小節目等のダブル・チョーキング(W.C)は2本を人差し指と薬指で押さえ、薬指のみを1音分ベンドすることでユニゾン状態を得る。共に曲中で何度も使われるため、原曲を良く聴いてそのニュアンスをつかんでおこう。[C]のオクターブ奏法は頻繁にポジション移動をするため、手首付近も含めた左手全体のフォームが崩れないようにし、不要弦のノイズ等を極力無くすように気を付けたい。ソロ部分、[D]9小節目最後の半音チョーキング(H.C)は1弦17fを小指、2弦14fを人差し指で押さえて、人差し指のみを半音分ベンド、続く10小節目のチョーキング(C)は2弦17fを小指、3弦16fを薬指で押さえて薬指のみを1音分ベンドする。キーボードは単純なバッキングのピアノとオルガンのみを使用。ギター･アレンジのナンバーなので、キーボーディスとのいないバンドでコピーしても十分に原曲の雰囲気を出せるだろう。ベースはフィンガリングをチェックし、ミス･トーンの無いように注意しつつノリを出してプレイ。ドラムはシンセ音源によるモノで、パーカッションも含めて生のドラムでプレイできるようにアレンジを加えてある。両手を使って16ビート・ワークのパターンをスロー･テンポにてしっかり練習しておきたい。