G線上のアリア

※この楽譜は、ピアノ伴奏譜付きのコントラバス譜です。
もともとはバッハの管弦楽組曲第3番の中のAirという曲です。それをある人がヴァイオリン独奏用に編曲してポピュラーになりました。ヴァイオリンの一番低い弦、G線で演奏されるように編曲されたので、この名前がつきました。これも名曲ですので、色々な楽器で演奏されますがコントラバスで挑戦です。まず最初に難しいのが、出だしのレの音です。ピアノで入って少しずつクレッシェンドしていきますが、なんといっても弓が足りません。かと言って返してしまうのは音楽的にしらけます。とにかく出だしの弓をゆっくり弾き始めてください。クレッシェンドも、だんだん音が広がっていくように、ガリガリせず伸びやかに、それでいて弓が最後まで足りるように…と口で言うのは簡単ですが、本当に大変です。(みなさん、コントラバスの弓が弦楽器の中で一番短いのをご存知ですか？)