※この楽譜は、ピアノ伴奏譜付きのコントラバス譜です。
めずらしくコントラバスのオリジナルの曲です。おそらくオリジナル曲としては、もっとも有名なもので、フランスの作曲家、サン=サーンスがオーケストラのために作曲した「動物の謝肉祭」の中の一曲です。コントラバスとピアノで演奏されます。この曲の難しいところは、あまりきれいに弾きすぎると曲想に合わないというところです。なんといっても、あの象がワルツを踊るという設定ですから、美しく舞えるはずはありません。ドッタンバッタン踊るところに、面白さがあるというか、フランス人らしいサン=サーンスのユーモアを感じます。勇ましく、決然と演奏しましょう。ただし、中間部は優しく、別人(別象)のように…。