※この楽譜は、サックス四重奏(Soprano,Alto,Tenor,Baritone)にアレンジしたもので、パート譜付です。ソプラノパートはアルトサックスでも代用可能なパート譜も付いています。
テンポキープに注意を払いながらも全員で「歌う」ことが大切な曲です。メロディーはもちろん、各パートの分散和音や8分音符の動きがポイントになります。練習の際はまずメトロノームを使用してイン・テンポの感覚をつかんでください。特にアルトのパートが分散和音を担当している[D]や[E]は1拍目や3拍目の表拍をテヌート気味に吹きたいところですが、やりすぎるとテンポが遅れる原因になります。きちんと小節内でテンポに収まるように注意してください。バリトンは2分音符や付点2分音符が多いのですが、リズムを感じる際に頭の中で4分音符単位ではなく8分音符を常に感じて、各小節の最初の音を自信持って発音しましょう。最後のrit.からmenomossoは全員でアイコンタクトを取りながら大胆に遅くしてしましょう。ボリュームも落としながらドラマチックなエンディングにしたいですね。