シング・シング・シング

ベニー・グッドマン楽団でヒットした有名なナンバーです。イントロから特徴あるフレーズがSecondo、Primoと出てきます。にぎやかなブラス・セクションをイメージしながら力強く弾くとよいでしょう。[A]のPrimoのメロディーはスタッカートとスラーをはっきり区別して弾いてください。[D]からSoloのセクションになりますが、[D]はトロンボーンまたはテナーサックス、[E]からはクラリネットの音色をイメージしながら弾くと雰囲気がより一層良くなるでしょう。テンポは四分音符=160の指定ですが、もう少し遅くても大丈夫です。もちろん四分音符=160以上で弾いても、スピード感が増して、ジャズの醍醐味である“興奮できる”演奏になることでしょう。