※この楽譜は、原曲をアレンジしたものです。フレーズ、曲の構成、調性などが原曲と異なる場合があります。
もともとオリジナルが連弾の作品ですが、少し弾きやすいように、指が触れ合わず、手の交換が楽になるように配置を変えたり、和音が押さえやすいように音域、構成音の調整など、細部のアレンジを加えてあります。歯切れのよい演奏が望まれる楽曲です。Piano Iの最初の7小節間はウラ拍で和音を刻みますが、リズムが不安定にならないようにすることがポイントです。6、7小節は比較的軽めに弾くとよいでしょう。[A]1～4小節のPiano Iは両手とも軽いピチカートのイメージですが、特に右手はより軽いイメージです。Piano IIの左手のベース音は比較的しっかり演奏し土台をつくってください。[B]の前4小節は小さく演奏し、[B]のフォルテにむかってcresc.してください。最初から大きいと効果があまり出ません。cresc.の最初は小さく演奏しておくことがポイントです。[C]の2小節はラフなテンポ感で演奏してください。[D]の16分音符はバタバタしないように音量は控えめにしましょう。[I]からは最後に向かって直進しますが、途中で突然ピアノになるのがポイントです。コントラストを効果的に表現してください。