【コーラス】歌詞の内容とメロディが見事に一致しているので、感情移入は自然にできるでしょう。後半の「いま別れのとき」からは、高潮するあまり乱暴にならないよう、できるだけ美しい響きのフォルテをつかんでください。【ピアノ連弾】最初の5小節、Piano Iの旋律を伸びやかに歌ってください。2小節目のスタッカートが表情のポイントとなります。[A]からは二人のバランスのみならず、合唱の背後にまわるように音量をうまく調整してください。基本的に歌の隙間に入る音型は少し出すようにするとよいでしょう。[B]のように歌よりも長くのばすラインを演奏している場合は、動いている歌が目立ちます。こうした箇所ではピアノも少し頑張ってみると面白い効果がでると思います。[D]は明るい響きで高音部をよく響かせましょう。[E]からは順次歌が入ってきます。バランスをよく考えてください。少しテンポをあおるのは効果として、自覚して行うならありだと思います。ただし2括弧のあと最後に向けて戻すようにしてください。