※この楽譜は、同じ種類の同じ調管(クラリネット)のためにアレンジされたトリオ(三重奏)用の楽譜です。(メンバーが三人ではなく二人の時にもアンサンブルができるよう工夫されています。)パート譜は付属しておらずスコアのみです。
原曲は合唱曲ですので歌詞があり、歌詞にはリズムがあります。演奏する前に原曲を聴いて合唱団がどのように歌詞を発音しているのか耳を傾けてみましょう。[A]から[C]までの20小節間はスラーがなく、すべての音符を舌で発音します。リードと舌の接点を小さくして舌に余計な力が入らないように意識しながら演奏するときれいに発音できますよ。4小節のフレーズを感じることと付点8分音符と16分音符のリズムに気をつけて厳かに演奏できるとよいですね。[D]以降は美しいレガートを奏でてください。すべての音符を丁寧に、言葉を話すように演奏してみましょう。