2016年1月に放送を開始したNHK大河ドラマ「真田丸」は、戦国時代最後の名将真田幸村の物語です。本名真田源次郎信繁。彼は誰しもが生きることに精一杯であり、兄弟で争い合うことが当たり前に行われていた戦国時代でも、家族を思う気持ちを決して忘れませんでした。その家族愛は物語の魅力の一つとして描かれています。ドラマ中の音楽を手掛けるのは、2004年NHK大河ドラマ「新選組！」以来、大河ドラマの作曲は2度目となる服部 隆之です。ヴァイオリンのソロにはじまり弦楽器を中心に展開されるこの曲は、落ち着きがあるなかでも重厚な響きが特徴的です。今回の吹奏楽版は、原曲の勇壮な音楽をしっかりと再現した本格的なアレンジに仕上がっています。技巧的なヴァイオリンのソロは様々な木管楽器が担当しているので、ソロ奏者は腕の見せどころではないでしょうか。難易度は高めですが、原曲の魅力を余すことなく表現してありやりがいのある一曲です！
編成
Piccolo
Flutes 1&2
Oboe
Bassoon
*E♭ Clarinet
B♭ Clarinet 1
B♭ Clarinet 2
B♭ Clarinet 3
*Alto Clarinet
Bass Clarinet
*Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1
Alto Saxophone 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
B♭ Trumpet 1
B♭ Trumpet 2
B♭ Trumpet 3
F Horns 1&2
F Horns 3(& *4)
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani
Percussion 1
...Snare Drum
Percussion 2
...Sus.Cymbal,Crash Cymbals
Percussion 3
...Slap Stick,Glockenspiel
*Harp
(Piano)”