グレン・ミラー楽団の演奏を参考に、マーチのリズムによるビッグバンド・アレンジにしました。[B]のU.K.の和音でのメロディーは、スラーを意識して、スムーズに演奏出来るように運指を考えてみてください。[C]のU.K.に出てくるブラスでのグリッサンドは楽器らしさを考えて、長すぎず(1オクターブ程度)だんだん音が消えていくように力を抜きながら演奏しましょう。[D]からのトランペット・ソロの8分音符はハネすぎないようにイーブンとバウンスの間ぐらいの感じで、またリズムにモタりを持たせると、より一層ジャジーなサウンドになります。02シリーズでは、[D]、[E]のリードにトランペット・シェイクが出てきます。[E]については、他の機種(ホリゾンタルタッチ搭載機種)で演奏する際、設定値を5～6くらいにして鍵盤を横に揺らしてシェイクの感じを出してもよいですね。ぜひ、チャレンジしてみてください！(倉沢大樹)