1991年にシングル・カットされた曲で、尾崎豊が残した名バラードです。この曲も美しいメロディが印象的ですよね。(1)：かなりのストレッチになるので、弾くときには手首に負担がない位置になるよう、ベースの抱え方を変えたほうがいいかもしれませんね。どうしてこういうポジションにしたかというと、１小節目２拍目の１弦14フレットの音と２弦16フレットの音を重ねたかったからなんです。この響きがきれいなんですよ。(2)：ここでは４弦14フレットを中指、２弦14フレットを薬指で押さえます。そして、その薬指をできるだけ離さないようにして、音を途切れさせないようにするといいでしょう。(3)：２小節目では、４弦９フレットを中指で、１弦11フレットを小指、１弦９フレットを薬指、そして１弦８フレットを人差指で押さえる運指になります。(4)：１小節３拍目は先に３弦14フレット中指、２弦13フレット人差指、１弦14フレット薬指というフォームを作っておいて、小指で１弦16フレットを押弦するといいでしょう。(5)：１小節目は３弦16フレットを人差指、２弦18フレットを薬指、そして１弦21フレットを小指で押さえる、少々ストレッチのあるフォームになります。さらに２小節目の１拍目は、ルート音を途切れさせないために、中指で４弦14フレット、２弦14フレットを薬指で押さえ、１弦16フレットを小指で押さえます。(6)：１小節目では２弦19フレット、１弦21フレットを押さえたフォームのまま、２弦11フレット、１弦14フレットまでスライドする気持ちで弾くとニュアンスがでるでしょう。