原曲を聴くと、指揮者やオーケストラによって打楽器（リズム）などにバリエーションがあるのですが、今回は主にウィーンフィルのニューイヤーコンサートの音源を参考にアレンジしました。まずは行進曲なので、拍をシビアに感じ、タテの線が崩れないように演奏することが大切です。リズムに頼らなくても平気なくらいのテンポ感を獲得できるとよいでしょう。装飾音符はなるべく鋭くなるように心がけてください。fとpがはっきり分かれている曲なので、そのメリハリをしっかりと表現できるとよいでしょう。 （岩崎 孝昭）