[A]、[C]、Codaは両手とベースのリズムが同じ動きで進行していきます。また、休符が多くズレやすいので、リズムを聴きカウントを意識しながら弾いてください。[C]、[F]の前のクレッシェンドは、エクスプレッションペダルとタッチトーンを使って、迫ってくる感じを表現してください。[D]のトランペットソロ、[F]のサックスソロは、バウンスし過ぎて軽い印象にならないように注意して裏拍を重く弾くと、雰囲気が出てくると思います。さらに、単調にならないようにタッチトーンを使用して、アクセント以外でも抑揚をつけて楽器らしさをアピールしてください。[F]の4小節目に出てくる『S.Art』は、02シリーズ以外のピッチベンドが使用できる機種で演奏する場合には、ピッチベンドでダウンして演奏してください。もちろん指示以外の部分でも自由に使っていただいてもよいと思います。 （倉沢 大樹）
※この楽譜は『月刊エレクトーン2021年11月号』より再収載しております。