18世紀、牧師ジョン・ニュートンによって作詞された賛美歌です。非常に多くの歌手によって歌唱されており、いろいろなバージョンを耳にした事も多いでしょう。元来、黒人奴隷貿易に対する悔恨を元に書かれた詩であるという事もあり、ゴスペル歌手などが歌う事も多いようです。ですから賛美歌とは言っても、古典的な教会音楽のように演奏するよりも、澄んだ音で情感豊かに演奏する方がよいかもしれません。2人で演奏する場合、2ndのバイオリンはメロディーというよりも合いの手のような位置付けですので、バックコーラスのようにメロディーを支える役割を意識して演奏しましょう。(多ヶ谷 樹)
※この楽譜は、ピアノ伴奏譜付きです。
※この曲はDuoでも演奏できます。