疾走感溢れる8ビート主体のロック・ナンバー。シンプルでキャッチーなメロディーがとても印象的である。ギター・パートは上・中・下段の3パート構成となっており、いずれもエレクトリック・ギターでの演奏となっている。上段にはベーシックなバッキング、中・下段にはメロディーやアルペジオなどどちらかというと装飾的な内容が記譜されている。ギタリスト2人のバンドで演奏する場合は、下段のプレイをカットするか、場合により中段と下段を入れ替えるようにしてプレイすると良い。基本的にはベーシックなコードの刻みがあり、それを包むような広がりをもう一方のギターで演出できれば、どのパートを弾こうと役割を果たすことが出来る筈である。ベース・パートはルート弾きを中心にコード・トーンを絡めたもので、ポジション移動が激しいのでやや複雑な内容となっている。曲を通して比較的自由に動きまわっているので完コピを目指すのは大変だろう。いっその事セクションごとに自分のパターンを作ってしまうのも一つの手である。ルート弾きだけで演奏してもそれなりに曲の雰囲気は出せると思われる。ドラム・パートはシンプルなパターンとなっているがテンポが速めなので役割が細かい所はやや難しいかもしれない。特に曲の疾走感につながるパートなのでしっかりと練習しておこう。